●始まりは

子供たちの幸せな人生をいつも考えていたロバート・ベーデン・ポゥエル(B-P)によって、1908年にボーイスカウト運動が英国で正式に始まりました。その大きな集まりに来た女の子たちの「ガールスカウトとして活動したい」という願いをかなえ、B-Pの妹のアグネスが、のちには妻のオレブが活動を引き継ぎ、ボーイスカウトとは運動について同じ考えを持っているけれど、団体としては別々に活動していくことになりました。

 

●日本では

そうして世界中に広まったガールスカウト活動は、1920(大正9)年に日本でもはじまりました。

第二次世界大戦による一時中断もありましたが、大戦後の1947(昭和22)年には、もう一度活動したいと考えていた人達が集まってガールスカウト活動を再開。2年後には、ガールスカウト日本連盟ができ、ガールスカウト活動は、急速に日本中に広がっていきました。日本のガールスカウトは2020年に100周年を迎えます。
 


●現在

 

150の国と地域に約1000万人の仲間がいます。

世界各地ですべての少女と女性がよりよい社会に暮らせるよう、自分たちをとりまく環境や問題に向き合い、力をつける活動をしています。

 

ガールスカウトには決められた活動はありません。

「自己開発」「人との交わり」「自然とともに」の3つのポイントを大切にしながら、自分たちでやりたいことを見つけ、計画を立てて実行します。

 

また、ガールスカウトは、小さな女の子だけの団体ではありません。少女から大人まで、様々な年代の女性がともに学び、活動しています。

 日本では

●テンダーフット(就学前1年) 

●ブラウニー(小学1~3年) 

●ジュニア(小学4~6年) 

●シニア(中学1~3年)

●レンジャー(高校1~3年) 

●成人(18歳以上)

の年代に応じた部門があり、それぞれの育成・活動目標を意識しながら、みんなで元気に活動しています。

 

ガールスカウト日本連盟⇒https://www.girlscout.or.jp/

ガールスカウト千葉県連盟⇒http://gschiba.org/