シャプラニールと60団

 

シャプラニール(バングラデシュやネパールの支援をしている国際協力NGO団体)と60団とのお付き合いがはじまったのは、

あるスカウトの海外派遣がきっかけでした。

 

当時高校1年生だったはスカウトは、日本連盟とシャプラニールの共同事業「スタディーツアー」に参加。

その後、報告会を開き、彼女の経験をみんなで共有し、団として継続的な支援活動はできないものかと考えました。

 

まず、シャプラニールの活動を多くの人に知ってもらうため、バングラデシュの手工芸品バザーを開き、毎年、市民まつりに出店してはシャプラニールを紹介しました。また、カレーの試食会を開いた事もありました。

 

今、その活動は、シニア・レンジャーへと受け継がれ、国際交流などのイベントに出展し、手工芸品の販売や切手やはがきの回収をするとともに、バングラディシュの少女たちの児童労働の現状を発信するなど、その思いを引き継いでいます。


ひとりのスカウトの海外派遣から始まった小さな支援の「種」は、新しくスカウト運動に関わる多く人の心にもまかれて芽生え、大きく育っていくことでしょう。


当時のスカウトより

 

1993年12月から翌年1月にかけての約2週間、日本連盟の派遣でバングラデシュへ行ってきました。

 

現地では、シャプラニールが活動している村や識字教室を見学したり、子どもたちの教室で授業をさせていただいたりしました。

滞在したのは短い期間ですが、バングラデシュとのつながりはずっと続いているような気がします。

 


特定非営利活動法人 シャプラニール=市民による海外協力の会

 

特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会」(シャプラニール)とは、1972年に創立された、特定の宗教、政治、企業、団体には属さない、日本の国際協力NGO(Non-Governmental-Organization)です。

南北問題に象徴される現代社会のさまざまな問題、とりわけ南アジアの貧しい人々の生活上の問題解決に向けた活動を、現地と日本国内で行い、「すべての人々がもつ豊かな可能性が開花する社会の実現」を目指して、活動しています。

詳しくはこちら⇒https://www.shaplaneer.org/